専門用語・臨床概念
社交不安症 Social anxiety disorder
通常の対人緊張や内向性と、持続的な評価恐怖・回避・機能障害を伴う臨床的な社交不安を区別します。
治療標的
社交不安向けCBTでは、feared social prediction、self-focused attention、safety behaviour、avoidance、anticipatory processing、post-event processingなどが代表的な治療標的です。これらは診断ルールではなく、治療モデル上のプロセスです。
ガイドラインと比較効果
NICE CG159は成人の第一選択の心理療法として社交不安に特化したindividual CBTを推奨し、individual CBTを希望しない場合にはCBT-based supported self-helpを位置づけています。2021年の日本の診療ガイドラインも公開されています。
2025年のBayesian network meta-analysisは90 RCTを含み、CBT全般、とくにClark and Wells型CBTが高く評価され、internet CBTにも有効性シグナルがありました。guided formatsはunguided formatsより有利な傾向でした。
digital / self-helpの解釈
supported self-helpやICBTは、固定された教材・モジュール、治療期間、assessment、support procedureを持つ構造化介入です。一般用途AIとの自由対話を同等のdelivery formatとして扱うことはできません。
長期・機能アウトカム
2022年のmeta-analysisでは、治療後の社交不安、抑うつ、一般不安、QOL改善が示され、12か月以降も社交不安とQOLの改善が維持・進展する傾向がありました。ただし長期解析には非対照追跡が多く、長期のcontrolled superiorityとは区別が必要です。
repositoryの境界
現時点で安全に扱えるのは、ひとつの場面についてprediction、attention、safety behaviour、post-event processingを整理するformulation supportまでです。autonomous exposure hierarchyやbehavioural experimentの生成は、manual-levelの実装根拠とstop/modify criteriaが揃うまで行いません。
このページの根拠
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