症状を知る
ずっと疲れている。普通のことでも重い ― 疲労・低エネルギー
「休めば回復する疲れ」だけではなく、始める・続ける・考えるためのエネルギー自体が少ない感じとして出ることがあります。
内側ではどう感じる?
- 起き上がる、着替える、風呂に入るだけで大仕事に感じる。
- 仕事中は動けるのに、帰宅すると完全に止まる。
- 何かを始める前から「無理そう」と感じる。
- 休んでも「充電された感じ」が戻らない。
- 身体が重いのか、頭が重いのか、自分でも分けにくい。
外からはどう見える?
遅刻や欠勤だけでなく、家事の省略、食事の簡略化、返信の遅れ、休日の寝込み、趣味の停止など、生活の別の場所に負担が押し出されることがあります。
よくある誤解
「怠け」「体力不足」「根性がない」と解釈されやすいですが、うつ病では代表的な症状です。一方で、うつだけの症状でもありません。
似ている状態との違い
睡眠不足、薬の影響、感染症や内科疾患、貧血、長時間労働などでも疲労は起こります。新しい・強い・説明しにくい疲労は心理面だけで完結させません。
見ること
- 朝・昼・夜で差があるか。
- 勤務日と休日で違うか。
- 睡眠との関係。
- 始める前の予測と、実際に少し動いた後の疲労。
- 休息で回復するか。
- 服薬や身体症状の変化。
回避と活動低下が連鎖している場合は行動を少しずつ取り戻す方法が候補です。身体的な要因が疑われる場合は医療評価を優先します。
参考: WHO Depression / NICE NG222