症状を知る
頭が働かない。集中できない。決められない ― 集中力・判断力低下
「頭が悪くなった」ように感じても、実際には注意・作業記憶・判断に使える余力が落ちていることがあります。
内側ではどう感じる?
- 文章を読んでも同じ行を何度も読む。
- 会話の途中で内容が抜ける。
- 選択肢が2〜3個あるだけで決められない。
- 仕事の段取りを頭の中で保持できない。
- 簡単な判断でも「間違えたらどうしよう」で止まる。
外からはどう見える?
返事が遅い、決裁や返信が止まる、タスクを何度も確認する、忘れ物が増える、同じ作業に以前より時間がかかる、といった形があります。
よくある誤解
能力が恒久的に落ちたように感じることがありますが、抑うつ、睡眠不足、不安、反すうなどで一時的に認知資源が圧迫されることがあります。
似ている状態との違い
ADHDなど元々の傾向、薬の影響、睡眠不足、身体疾患でも集中困難は起こります。以前との変化か、昔から一貫した特徴かは大事な手掛かりです。
セルフワークで見ること
- 何分なら集中できるか。
- 選択肢が多すぎないか。
- 反すうに注意を取られていないか。
- 睡眠と同期していないか。
- 一度に一つにすると動けるか。
具体的な決定で止まっている場合は現実の問題を一つずつ解く方法、検証可能な予測に固まっている場合は考えや予測を現実と照らす方法が候補になります。
参考: WHO Depression / NICE NG222