症状を知る
自分が悪い、自分には価値がないと感じる ― 自責・罪悪感・無価値感
一つの失敗や負担が、「自分という人間全体が悪い」「存在する価値がない」という評価へ広がることがあります。
内側ではどう感じる?
- 迷惑をかけている気がして人に頼れない。
- 小さい失敗でも「全部自分のせい」に感じる。
- 休むことに強い罪悪感がある。
- 他人には許せることを、自分には許せない。
- 具体的な行為ではなく「自分そのものがダメ」と感じる。
外からはどう見える?
謝りすぎる、必要以上に仕事を引き受ける、助けを断る、褒め言葉を否定する、責任のないことまで背負う、といった行動につながることがあります。
よくある誤解
「反省できている」「謙虚」と見えることがありますが、現実の責任範囲を超えて自己評価全体を下げ続けるなら別の問題です。
似ているけど別のもの
実際に謝罪や修正が必要な行為がある場合、その責任まで消す必要はありません。具体的な責任と、自分全体の価値判断を分けます。
見るポイント
- 事実、推測、評価が混ざっていないか。
- 他人が同じことをした時にも同じ基準を使うか。
- 同じ自己批判を反すうしていないか。
- 自己批判が回避や孤立につながっていないか。
考えや予測を現実と照らす方法や、反すうが強ければ考えすぎのループを扱う方法が候補です。
現実に修正すべき問題は「認知の歪み」にして消さず、具体的問題として扱います。
参考: WHO Depression / NICE NG222